水曜に以蔵さんが我が家に到着しました。

いつ見ようかと迷っていたのですが、娘がすぐに見たい、と。初日に以蔵を見たっきりの娘は剛ちゃんの演技が見たくて仕方なかったようです。旦那も飲み会で帰りは遅いし、上の子は晩ご飯は外で食べてくると言うし、こんなに都合のいい日はないので、見ることにしました。
まずはメイキングから。剛ちゃんの真っ黒な目がキラキラしてツヤツヤと光ってます。ホントに黒曜石みたい。他の出演者の方々は大阪公演中のインタビューですが、剛ちゃんは全公演が終わってからのインタビューのようです。

声が掠れて、足にも絆創膏をしていたし、きっと満身創痍だったと思うのですが、それでも「楽しかった」と言う剛ちゃんがとても男前でカッコいいです。当たり前のことだけど、プロなんだなあと。「足りないものがたくさん見つかった」という言葉が剛ちゃんらしいなと嬉しくなりました。
素敵ないい役者さんとスタッフに囲まれての仕事だったんだなあとしみじみ感じました。以蔵の姿のままでおにぎりを食べてる場面に粟根さんの剛ちゃんに対する「シャイで大人しい」ってコメントが重なっていて、なんだか涙が出てきました。西岡さんに随分可愛がってもらったんだなっていうのが、西岡さんのコメントと舞台から降りてきた時に西岡さんが剛ちゃんの肩に手を置いたまま何か喋ってるのを見るとよくわかりました。池鉄の「男が惚れる男です」、田辺さんの「生き物って感じがします」、源兵衛さんの「イイ子ですねーー。真面目で」って言葉もすごく嬉しい。粟根さんも「目力が凄い」って言ってくれてるし。リップサービスもあるのでしょうけれども、やっぱり剛ちゃんが褒められてるのはすごく嬉しいです(涙)
石部宿のリハ風景がすごく切なくて。この時の以蔵の心情を思うと、「俺に斬らせぃ」と言いながら刀を振り、人を斬り倒していくその光景は何度見ても胸が痛くなります。本番では顔に返り血を浴びる剛ちゃんが狂気を帯びて壮絶な色気を振り撒きます。
いのうえさんって「剛ちゃん」って呼んでるんですね(笑)リハ中に剛ちゃんって呼んでて、思わずニマニマしちゃいました。
涙が止まらなかった本編の感想はまた後日。