エスター

以前に剛ちゃんがオリスタで、面白かった映画としてあげていて。しゃべくりでも有田が勧めていたので気になってて。
去年、WOWOWで放送されたので見ました。
これは、お勧め!心霊系のホラーではなく、サイコホラーですかね。
レオナルド・ディカプリオが制作に関わってるんですねぇ。

表題の女の子「エスター」がすごく可愛い。それ故にその裏に隠している顔の怖さが際立ちます。
エスターがコールマン家に養子として迎えられてから、不穏な空気が少しずつ積み重なって家族の歯車が狂いだします。
この積み重ね方に緩急がついていて、よかった。「来るか来るか?!」と身構えていると外されたり。
ホラーの面白さを味わえます(笑)

そして、積み重なった不穏な空気がある時点から一気に膨らんで爆発。そこからラストまではあっという間。
いやー、面白い。緊張感が続くし、中だるみもない。
エスターの正体も斬新でした。

途中、主人公のケイト(母親)の言う事を、ジョン(父親)も心理カウンセラーも取り合わない場面が何度もあって、相当イライラしました。
いくら、ケイトが元アルコール依存症だったからと言って、あの態度は無いと思うんだけど。
主人公に味方がいなくなるのは、ホラーには必要な展開だってわかってるのですがイラっとしますねぇ。
最後、ジョンがああなってしまったのは言わずもがなの結末ですね。
マックス役の子役の女の子がすっごく可愛かった〜。演技も上手かった。

結末がわかっていても、見返したくなる作品ですね。