平清盛 第34話 白河院の伝言

清盛が倒れ、盛国が持っている宋の薬も効かず、覚悟するようにと言われた平家一門。
ざわざわする一同を一喝する時子さん。

そんな中、清盛が亡くなったら次の棟梁になれと宗盛をけしかける時忠さん!
それを窘める時子さん。
そんな3人の会話を庭を挟んだ部屋で聞いていた重盛さん。
ギャー!!暗い無表情が怖い…。

その後、別の場面で「姉上の為に言ったのですよ」と時子に話しかける時忠の声が優しくて。
たしかに「姉上のことをわかっているつもりです」と清盛に言った時忠は、あの頃からずっと忸怩たる思いを抱えていたんだろうなと。
あの時、清盛が時子にとった態度をずっと忘れていないんだろうと。
それと同時に、自分達の血筋を平家の中枢に入れたいって思いも当然あるんでしょう。
時忠さんの所は堂上平家で、清盛達とは違うって意識はあるでしょうし。

清盛が回復した後、一門が揃った場所で重盛を見る宗盛の目が意味ありげに見えました。
冒頭でも重盛を見ていましたが、その時とは目つきが違っていました。
もう、意識が違ってしまっているのですよね。
「心の蓋」がほんの少し開いてしまったから。

病床の清盛を見舞った乙前=聖子ちゃんの表情がよかったなー。

以仁王は悪人顔しすぎ(笑)


平清盛 第35話 わが都、福原

時忠さんの出番、少なっ!(笑)
宗盛、知盛、重衝の3兄弟が仲良くて可愛い。
教盛、経盛も。
とくに教盛が参議に任ぜられた場面で、経盛は弟が先に出世しても心から祝辞を述べていて仲が良いんだなあとしみじみ。
頼盛が暗い表情のまま祝辞を述べているのは切なかったですが…。
仲が良ければ良いほど、その後の展開を思うと鼻の奥がツーンとします(T_T)

西光さんと成親さんのやりとりも面白かった。
成親さんの一筋縄ではいかないところが垣間見えたし。
…二人の今後を考えるとなんとも言えない気持ちになりますが(´・ω・`)

NHKワールドプレミアムという公式サイトでは結構先の回までのあらすじが掲載されています。
時忠さんがどんどんダーク化していくようで楽しみで仕方ありません。うふふふ。

ウィークリーステラを立ち読みしてきたら、16日の回のあらすじが載っていました。
時忠さん、また流罪です(苦笑)
ま、すぐに(たぶん)帰ってくるわけですが。

そして、時忠はいつのまにか朝廷の中枢から注目され時に警戒される存在になっていると。
だから理不尽な理由で流罪になったのかも…。 今回の流罪後も時忠の変化に注目。とありました。

そして、時忠さんの職務である検非違使別当は今の警察庁長官って!!
でも、検非違使は京都だけを担当してるわけだから、別当は警視総監にあたるんじゃないかなと思うのですが、どうなんでしょう。

それにしても警察庁長官って凄いなあ…。現代の警察ドラマだとベテラン役者さんが配役されるポジション。
踊るだと津嘉山正種さん。相棒だと宇津井健さん。ちなみに警視総監は品川徹さん*1
うーん、すごいな(笑)

*1:白い巨塔の大河内教授