吉原御免状

一昨日、剛ちゃんファンの友達と見てきました。座席について二人揃って口から出た言葉は「懐かしいね〜〜」でした。青山劇場の中に入るのは荒神以来半年振り。
上演前に流れてる曲も荒神の時と同じでそれだけで泣きそうになってしまった。あの舞台の上で剛ちゃんがくるくると舞い踊るような殺陣を見せてくれたんだよなーなどとまだ何もなく暗い舞台を観ながら思いを馳せてしまった。
堤真一の朴訥とした侍ぶりはすごくハマっていた。殺陣もどっしりしていて、着物から見える太ももが躍動感を一層強めてた。それと勝山花魁の松雪がすごく綺麗だった!立ち姿がとにかくサマになっていて、うっとりと見惚れてしまう。襦袢姿の後姿は色気が体中から撒き散らされてるようで。ラストでの姿も印象的だった。高田聖子の出番が少ないのが勿体無い。じゅんさんや河原さんや粟根さんの出番ももう少し多かったらよかったなー。河原さんの殺陣をもっと見たかった。古田新太は怖い!すっごく怖い。冷徹な表情で勝山に向かっていく場面では怖すぎて息が荒くなってしまった(苦笑)残虐な場面は辛かった。あ、おひょいさんはしょっちゅう台詞を噛むから喋る度にドキドキハラハラした。どうにかならないのだろうけど、どうにかしてほしい。
勝山が可哀想だけどある意味幸せな最後なのかも知れない。あの場面では涙。

劇中で使用する曲が荒神の時のジンとサラサーディとのシーンの時と似てるものがあったのでその度に勝手に涙が滲んできて困った(苦笑)殺陣が始まればジンが赤いコートを翻して舞っていた姿が蘇ってくるし…。あージンに会いたいなあ。
それにしてもやっぱり新感線の舞台は面白い。もっと見に行かれたら楽しいんだろうな。