口蹄疫報道

宮崎県知事と宮崎県の初動が遅かったという流れにしようとしてますね。ネットでは、そういう流れにするだろうと話が出ていましたが、まさにその通り。
最初に発熱と下痢の症状が出た牛を口蹄疫だと判断できなかったからだ、と。専門家が「風邪の症状と同じなので、口蹄疫の症状が出てない段階で、口蹄疫と判断するのは難しい」と言ってるのにも関わらず、先日のミヤネ屋では読売新聞編集員の加藤譲氏は「その判断が出来なかったのが最大のポイントだ」と繰り返し発言。責任をそこへ持っていこうとしてるのがあからさますぎる。4月20日に確認された時も「宮崎県は騒いでなかったんでしょ」と平然と言ってのける小沢遼子氏。マスコミが報道しなかっただけです。
コメンテーターって無責任な仕事だなと痛感。適当なことを言っても、責められることもなく。
報道では自民党が4月中に対策本部を作って対応してたことは一切言いませんね。また、4月22日、30日、5月6日の計3回、民主党に申し入れをしたことも。
それを言ってしまうと、民主党が何もしなかったことがバレてしまうからでしょうけれども。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100520/plc1005200041002-n1.htm

4月27日に東国原知事が赤松農水大臣に対応を要請した時点で、政府が対応していればここまで広がらなかったはず。与党議員達は何もわからないのに、政治主導なんて言って官僚に何もさせないから…。
以下は拾い物です。
・時系列
  4月20日 宮崎県都農町にて牛への感染が確認される
  4月27日 宮崎県川南町にて豚へ感染の疑い
   同27日 東国原知事が赤松農林水産大臣を訪問、対応を要請
  4月28日 宮崎県えびの市でも感染の疑いのある牛を確認。感染地域の大幅拡大
   同28日 自民党谷垣が現地視察、対応を協議
  4月29日 山田農林水産副大臣が県庁で東国原知事と意見交換、現地視察はなし
  4月30日 赤松農林水産大臣、外遊へ。5/8帰国予定

・4/30の自民党からの申し入れは、鳩山と赤松も受ける予定だったが、二人とも当日キャンセルしたらしい
  (ソース・江藤拓議員のブログ)
民主党は委員会(衆議院農林水産委員会?)の5/6〜7開催を拒否したらしい
  (ソース・江藤拓議員のブログ)

東国原知事「寝てない!けんか売ってんのか!」 大荒れ記者会見かきおこし - 一平の雑記録 東国原知事「寝てない!けんか売ってんのか!」 大荒れ記者会見かきおこし - 一平の雑記録
↑は、はてなのダイアラーさんが書き起こして下さったものです。今後は、マスコミによる東国原知事への叩き攻撃が加速しそうで心配です。

ま、ブイの解散記事の一件を見ただけでも、マスコミは平気で嘘をつくことがわかりますけどね。剛ちゃんへのインタビューだって、主語は何もないのに交際を認めた、と無理やり繋げるんですから(笑)