これは。

16日、早朝に流れたニュースです。


政府が被災地に送るための電池を190万個準備したものの、現地にはわずかしか送られていないことが分かりました。
これについて政府は、支援物資は自治体からの要請を受けてから送るのが原則だが、今のところ要請はないなどと説明しています。
メーカーの中には独自に被災地に送る動きも出ています。
(一部を抜粋。詳しくはソース先でご確認ください)

自治体は崩壊寸前だったり、庁舎がなくなってしまってる所もあるのに。
通信を断たれてる地域も多く、要請を出せるような状況にはないという事もわからないのか。


政府がこんな状態ですから、自民が経団連自治体を結びつけて官邸抜きで物資搬入を行ってます。
米軍も、政府が未対応の避難所に物資搬入してます。

青森県知事曰く、「何度政府に生き残った青森港を使って救援してくれと言っても動いてくれないので、自民党に連絡したら船が着き始めた」そうです。
BSプライムニュースでは小宮山洋子議員が、政府の対応の遅さについて「なにぶん初めてのことで」と笑顔を浮かべながら言ってましたが、そんな言い訳が通用すると思ってるんでしょうか。被災した人達の前で、それを言えるんでしょうか。
国会議員としてというよりも、人としてどうかと思います。
政府は言い訳と責任転嫁ばかり。自分達では原発の処理がどうにも出来なくなった所で、谷垣総裁を入閣させて全ての責任を押し付けようとしたのもまるわかり。卑劣すぎる。マスコミは自民党が協力しない、とでも言いたげな報道の仕方をしている。
最初に地震対策の協力を申し出た野党に対して「政府の邪魔をしないでくれ」と要請文を送ったのは岡田幹事長なのに。
だから、自民は自己のネットワークで情報を集めて支援物資を輸送しています。


現場で実際に原発に対処している消防・警察・自衛隊・東電職員の方。本当にありがとうございます。ただただ感謝のみです。
さっき、東京消防庁の記者会見を見ました。放水についての説明がわかりやすく安心できる会見でした。けれど、涙が止まらないです。
警察・消防の方が「国民を守るのが義務」と、自衛隊の方が「我々が最後の砦」と覚悟している事を知り、胸が痛いです。