触った!触った!

going様に声をかけて頂き、「平清盛スタジオ見学ツアー」に参加してきました。
自分が申し込んだ分は外れていたし、申し込んだ事を誰にも言っていなかったので、まさか参加できるとは思っていませんでした。
なので、going様に声をかけて頂いた時は小躍りしました(笑)

見学ツアーはまず衣装室からスタート。
ツアーには磯プロデューサーとネットクラブのスタッフの方、ステラのスタッフの方が同行です。
待合室で磯プロデューサーが自己紹介した時は、「この方があの磯さんか〜〜」と感激。
偉ぶることもなく、こちらの質問に快く答えて下さり、気を使って色々な話をして下さいました。
このあと、とても長くなるので畳みます(笑)
衣装室では衣装の「タケさん」と人物デザインの柘植伊佐夫さんも合流。衣装に対する深い拘りのお話を伺う事ができました。
着物をストーンウォッシュしてるそうなのですが、初めての試みで【この人物にはこういう衣装を着せたい】という考えから衣装を作るので、ウォッシュをどの過程で入れるか、も様々だそうです。
女優さんの衣装は、和久井さん、深キョン、田中さん、武井さんの物が取りやすい所にかけてあって、見学中に和久井さんと深キョンの衣装が運び出されていきました。
going様が「時忠さんの衣装はありますか?」と聞くと、衣装さんが「ありますよ〜」と、一揃いの着物(その近くに立っていたので、これは時忠さんの衣装じゃないかな〜と思っていたら、やっぱりそうでした♪)をラックから取って見せてくれました。
「触ってもいいよ」とあっさり。なのでここぞとばかりに触ってきました!
くたっとした手触りの浅葱色は今の放映段階で着ているもので、硬くてざらっとした手触りの麻の浅葱色はこれから着る物とか。
青い袴は意外と柔らかく、下に来ている白い着物も触ってきました〜〜!
剛ちゃんが現在進行形で着ている衣装に触れることができるなんて…本当に貴重な体験でした。
次の収録には、剛ちゃんがあの衣装を着るんだ〜と思うとニヤニヤしてしまいます。

それからスタジオに入る直前の小道具棚を見学。草履や小刀などが並べてありました。
清盛が持っているあの大きな剣もあって、「持っていいですよー」と磯さん。
…重い〜。松ケンは大変だろうなあ…。

それからスタジオ内へ。
昼間設定の撮影なのでライトが煌々と照らされてすっごく暑い。(学校へ行こうとかVVV6とか見学に行ったのでバラエティのスタジオが暑いのは知っていましたが、ドラマの現場もあんなに暑いんですね)
スタジオ内には平清盛邸が建てられていました。
床はリノリウムの上に土が敷き詰められ、去年に運び込んでからまだ一度も足してないのでよく馴染んでいて本当の地面みたいでした。
ここに剛ちゃんも立つんだなあと思うと感慨深いものが…。
清盛邸の門をバックに見学ツアーの記念写真を撮ろうとしていた所に、松ケンと豊原さんがスタジオに入ってきました。
どよめく20人(笑)
松ケンはニコニコして「なんだなんだ〜?」と言いながら、こちらに顔を覗かせてました。
見学中の女性が1人「ぜひ一緒に(写真撮影を)」と声をかけると「これから本番なんで〜」と笑顔でさらり。
going様が「頑張ってください」と声をかけると「ありがとうございます」(「は〜い」だったかもしれません)と返事をして奥の部屋へと入っていきました。
見学直前にリハをやってるのをモニターでチラッと見たので、本番が始まるならスタジオから出るんだなーと思っていると、本番も見学させてもらえるとのこと。
これにはびっくりしました。全ての見学が終わった後で磯さんが仰ってましたが、松ケンが寛容な人なので、撮影中に見学があっても大丈夫、とのことで実現したそうです。
松ケン、イイ人だ…。
本番中は俳優さんの目線の中に入らないように、邸の裏手で身じろぎもせずに耳を澄ませる。
シーンとした中に松ケンと豊原さんの声が響き、胸がいっぱいに。(とても胸が痛くなる場面でした…(涙))
本番の張りつめた空気を感じる事ができたのも貴重な体験でした。
清盛が忠正と話をしているシーンで、部屋の外には若い男子が2人控えてました。
忠正のお付きなのかな…?1人の子と目が合って、思わずお互いにぺこり(笑)ちょっと亀田興毅選手に似てた。

次はスタジオを抜けて、大道具保管場所へ。
セットが大掛かりなので、一度建てると一週間はそのセットで撮影。
出来あがった台本を見て、その週のセットに登場する人物をピックアップしていき、スケジュールを組むとか。
セット有りきで俳優陣のスケジュールが組まれると。
また、一日で撮影できるのは、放送時間に換算すると約12〜13分とか。
三日撮影すると、一話分の放送時間になるそうです。…大変。

またスタジオに戻ると和久井さんと豊原さんがリハ中。まだ詰める前のようで監督と3人でディスカッション。
清盛邸ですが、忠盛から譲り受けた邸で…と監督さんが豊原さんに説明。
そういう背景を踏まえた上で豊原さんが台詞を言うと重みが違ってきます。
和久井さんと豊原さんの台詞を聞いていたら涙が出てきました。まだリハなのに…。
忠正がどうなっていくのかがわかっているので辛い(涙)

次は副調整室。モニターとスイッチがいっぱい!(笑)
狭いので中に入れずに廊下に見学客がはみ出していたら、スタジオから豊原さんが出てきて笑顔で「すみませ〜ん」と言いながら、その間を抜けていきました。
イイ人だなあ…。邪魔だっただろうに…すみません。

鬘を作ってる部屋も見学。
今まで大河に出演した俳優さんたちの頭部の型が段ボールに入って保管されていました。
森田剛 3】という箱もあり、磯さんに数字の意味を尋ねると、「子ども時代から出演しているからその分だと思います」とのこと。毛利元就の時の型ということですね。
奥の部屋では職人さんが4人ほど鬘を作っていました。
今、使用している鬘はその奥の部屋に置いてあるそうなので見る事は叶わず。

その後、待合室に戻り、磯さんが色々な話をして下さいました。
going様が撮影現場での剛ちゃんの様子を尋ねると「凄く真面目ですよ。馴染んでるけど、みんなから離れて一人でストレッチしてることもあります」と。
股関節が硬いからストレッチしてるのかな、と。
見学客は20人いたのですが、なかなか感想が出なかったり、質問が出なかったり…。
本当は剛ちゃんの事を沢山聞きたかったのですが「森田剛のファンは空気が読めなくて困る」と思われるのが一番困るので黙ってました(苦笑)

終了時間が来て廊下に出た所で、going様が率先して動いて下さったので磯さんに話しかけることができました。
「剛くんとは、【毛利元就】【君を見上げて】と、これで三回目の一緒の仕事なんですよ」と。
「去年の金閣寺を観に行って…すごくよかったですね」と。プロデューサーさんの口から直にその言葉を聞けて嬉しかった…。
「剛くんは凄く真面目で勉強熱心ですよ。これからいい俳優さんになると思いますよ」と。
思わず「これから出番は増えますか?」と聞くと「後半のキーパーソンになるので、出番は増えますよ」というお返事を頂きました♪
最後は磯さんの方から「剛くんに伝えておきますね」*1と言って頂き、感激して帰ってきました。

ただ一つ心残りが。
剛ちゃんを時忠さんに起用した一番の大きな理由。それを聞きたかった。
時間がなくて聞く事が出来なかったのが残念。

そして、お土産!
ドーモ君の缶バッヂとBSプレミアムのクリップと…。
平清盛のポスター2枚に載っている役者さんたちのポストカード集…32枚!個人が30枚で、武士編、貴族編のポスター分が1枚ずつ。
もちろん、時忠さんのポストカードもちゃんとあります♪裏には人物の解説も。
非売品なので、ネットオークションには出さないで下さいと念押しされました(笑)
NHKネットクラブでのプレゼントにも使うようですが、今回の見学ツアーで配ったのが手始めみたいです。

あの目線を外した剛ちゃんのポスターが凄く好きなので、ポストカードとしていつでも眺められるのが嬉しい!
飾っていつでも眺めていたいけど、紫外線で焼けてしまうのは嫌〜〜〜。

今日の見学ツアーの応募は1000人だったとか。当選するのは10人で、当選した人は同伴者を1人連れてきていいという規定。
なので、実質の倍率は100倍(゚д゚)!
磯さんに剛ちゃんを起用した最大の理由を聞きたいので、次は頑張る(笑)

*1:たぶん見学客の中にファンがいたよ、ということだと思います。