平清盛28話

14歳の若者(頼朝)の処分を決める会議にて。
どこかそれを躊躇う空気も漂う中、時忠さんは仕方ないときっぱり。
「それでは叔父上が斬りますか?」
「それは、ご免被る」
間髪入れずの返答が面白かった。

それでも、その前のシーンで頼朝が自分の父親や兄の最期を清盛から聞いて泣き始めた時は、頼朝から視線をすーっと外してた。
口では「いたしかたない」と言っていても、14歳の子の心情、境遇を思うと胸が痛かったんだろうな。

それにしても、時忠さんは毎回正論しか言ってないと思うのだけれど、発言を軽んじられてしまってる。
ただ、先日の信西の政に関しての発言後に盛国が「おや?意外と世の中を見る目があるのか?」とでも言いたげな表情をしていたので、これから活躍して盛盛兄弟達が「おおっ!」と思う日が来るのかと思うとワクワクします。

今回、宗盛がヘタレだけどプライドは高い、という描写になっていて、先のことを考えると「ああ…orz」って気分に(苦笑)
この時代は敗者の子孫を根絶やしにするって発想はまだ無かったんですね。

次回のあらすじで、時忠さんが滋子に“二条天皇に入内しないかともちかける”ようなのですが、時忠さんが滋子を“後白河上皇に嫁がせる”って流れはどうなってしまうのでしょう…。

さてさて、次回から青い狩衣姿になるんですね〜♪楽しみだな〜。
公式サイトの人物相関図がリニューアルされてました。
盛盛兄弟達はみんな狩衣姿の写真に代わってました。
時忠さんも狩衣姿の写真にしてくれー!