夜中に犬に起こった奇妙な事件 感想その2

お花見に行った日。
最寄りのJR駅から電車に乗るとキャロットタワーが見えて。*1
しかも、ちょうど剛ちゃんが舞台に立っている時間で。
キャロットタワーを見ながら、今日も無事に公演が終わりますようにと祈りました。

さて。
……凹んじゃいますねぇ。
いい年して何言ってんだと思われるでしょうけれども。
山田花子の口調で「凹むわ〜〜〜」って心の中で言ったら少しは気持ちも軽くなるでしょうか。
どうやら色々呟いてたそうで。
それを剛ちゃんが知っていたとは思いにくく。
うーん。諸々含めて切ないっすー。
明日、剛ちゃんの演技に浸ることが出来たら、もやもやが吹っ飛んでいくと思ってます。
見納めなので、剛ちゃんに穴が開くほどガン見してきます♪

先週の金曜日、健太君の観劇後の呟き。
なんだか胸がいっぱいになってしまいました。


さて、感想の続きです。
またもやネタバレ満載です。







最後の方でお父さんが謝るために段ボールを持って現れた時に、「もしかして…」と思った人は多かったのでは。
あの流れとお父さんの箱の持ち方でわかってしまいますよね(笑)
箱の中から本物のゴールデンレトリバーの子犬が出てきた瞬間、会場から「うわあぁぁぁ」という声が上がりました。
幸人君の表情がとても優しくて穏やかになり、見てるこちらも涙ぐみそうに。
ベージュと名付けられたその子は剛ちゃんの顔をペロペロと舐めてましたが、剛ちゃんはずっと優しい笑みを浮かべたまま。
モモちゃんと過ごしていた時の剛ちゃんもこんな表情をしていたのかなとふと思いました…。

劇中で幸人君が瑛子先生に数学の問題の解き方を解説しようとするのですが、「つまらない」と言われてしまいずっこける場面があって。
「面白いのに」という幸人君に対して「カーテンコールでお客さんに教えてあげたら?」とアドバイスする瑛子先生。
そして始まるカーテンコール。
その6分間の破壊力たるや。
幸人君が数学の問題を解いてる時の頭の中をミュージカル風に見せてくれてます。
キャストの方々は赤い衣装(赤は幸人君の好きな色)に身を包んで登場。
幸人君はスパンコールが散りばめられたTシャツとパーカー。
星空をイメージしてるのかな。

剛ちゃんの生歌もありますが、その部分はキャスト全員で歌うので剛ちゃんの声はほとんど聞こえません(苦笑)
リズムに乗って動き回りずーーっと楽しそうに数式を述べる幸人君。
理系ではない私の頭の中はハテナマークがいくつも浮かんでいました(苦笑)
と同時に、あれだけの量の台詞を覚える剛ちゃんの才能と努力に感服しました。
最後の方にはダンスも!!
幸人君がダンスしてるのでキレッキレではないのですが、端々の動きが剛ちゃんです(笑)
コンサートに行きたくなりました(涙)

終わった後もスタオベは終わることがなく、拍手はいつまでも鳴りやみませんでした。
会場に退場を促すアナウンスが流れても拍手は続いていて。
3回目のアナウンスで諦めがついたという感じでした(笑)

本当に素晴らしい舞台でした。
重い部分もあるし、良かった良かった!だけで終われるものではないと思うのですが、
剛ちゃんが言うように希望を感じられるラストになってました。
とにかくカーテンコールが楽しくて、最終的に「楽しかった!」という思いで劇場を後にしました。
明日、また幸人君に会えるかと思うと楽しみで仕方ないです。
これでラストなのでしっかり観てきたいと思います。

*1:ミッドタウン、六本木ヒルズ、新宿のビル群、東京タワー、そしてスカイツリーまで見えます@神奈川