めまい

映画のタイトルではありません(笑)
以下は自分用メモと、同じ症状の方がいればと。
私は体の調子が悪くなった時は、他の人はどんな対策をしているんだろうと藁にもすがる思いでネットで色々検索するので。
特に偏頭痛は薬が数種類あるので、私が飲んだことのない薬が効いてる人のブログを読むと一筋の光が射したように感じます。
まだ希望があるな、と。
今回は偏頭痛の事ではないのですが。
火曜の夕食後、ダイニングの椅子の背もたれ部分に首と後頭部の境目くらいを乗せて、凝ってる首筋をマッサージしようと思って頭の位置を下にずらした途端に、ぐるぐるぐる…と回転性の眩暈が。
これはヤバい。
以前にも回転性の眩暈はやっているのですが、動けなくなるので非常に困ります。
とりあえず、頭の位置を動かさなければ眩暈は起こらないので椅子にじっと座って携帯で検索。
難聴や耳鳴りは起きてないので、症状から判断すると【良性発作性頭位性めまい】だろうなと。

偏頭痛の症状もあるし、しんどいのでそーっと横になるのですがこれがキツイ。
頭の位置が変わるので周囲の景色が凄い勢いで回転します。ただ、20秒ほどで回転は止まります。
でも少しでも頭の位置を変えると、またぐるぐるぐる…。
困ったな―と思いつつ、寝たのですが。
次の日も治まらないのでパートを休んで耳鼻科へ。
幸いにも、割と近くに『めまい平衡科』のある個人病院があるのでそこへ行きました。

症状を話した後、聴力検査。異常なし。
次に眼振検査。これがとんでもない試練(苦笑)
暗視カメラで眼球の動きを撮影するので、真っ黒な目隠しのような器具を頭に巻かれます。
目隠しの中は真っ暗で目を開いていても何も見えず。撮影用のレンズらしき点が見えますが近すぎて何が何だか(笑)
診察室の椅子に足を投げ出した状態で座り、医師が私の頭部を掴んでガッと仰向けに寝かせます。
もう、ぐるぐるぐるの嵐。医師は眼球の動きを見ながら「あー、眩暈してますね」と。
で、ガッと起こされて、今度は右側頭部を下にしてガッと寝かされ。
右側か患部らしく、一番眩暈が酷かったです。ぐるぐるぐるぐる…眩暈が止まらないうちにガッと起こされて体がグラグラ(笑)
次は左側頭部を下にして…と。同じ動きを各部位ごとに2回。

診断結果はやはり【良性発作性頭位性めまい】
良性なので治りますと。
暗視カメラで撮影した自分の眼球の動きが興味深かった。
眩暈を起こしてる最中は黒目が上下に細かく揺れていました。
ぐわああああって(苦笑)

この眩暈は、耳石が剥がれてリンパ液の詰まってる三半規管の中に入って漂ってしまうのが原因で起こるもの。
この剥がれた耳石を耳石器の中に戻す体操も指導されました。
仰向けに寝て、天井を見て10秒静止。この時、何らかの目印を決めてしっかり見ることが大事だそうです。天井の染みでもなんでもいいので。
次に顔を右側に向けて10秒静止。この時も目印を決めてそれをしっかり見る。
また天井を見て10秒静止。次に顔を左側に向けて10秒静止。この時も目印をしっかり見る。
これを数回繰り返し何日か続けて、耳石が耳石部にひっかかるのを待つしかないようです。眩暈を抑える薬を服用しながら。
今回の眩暈が治ってもやり続けた方がいいのかなと思っています。

ただ、ラッキーな事に体操の直前の眼振検査で耳石が耳石部にひっかかったようで、体操の指導を受けた時には回転性のめまいはほとんど治まっていました。
眼振検査の直後に診察室で嘔吐してしまう人もいるくらい、激しい動きだったのですが耳石をひっかけるには好都合だったのかもしれません。
それにしても耳石って自分では見えないし、戻ったかどうかも確認できないってある意味凄いな(笑)
人間の体って面白い。